『馬場郁子がこよなくバイクを愛す理由』は懐かしいストーリーです。

どうもPon-chのPonです。
今回は『馬場郁子がこよなくバイクを愛する理由』というコミックを紹介したいと思います。
これを読んで思ったのが、
バイクを乗り始めた時に味わったドキドキした気持ちだったり、
苦い思い出だったりが描かれているので
もうねぇ懐かしさとか、切ない気持ちに成って何だか心が洗われます。
ストーリーとしては2000年頃の排ガス規制が厳しくなり、
もうエンジンオイルと燃料を混ぜて走る2ストロークエンジンが消え、
エンジンに燃料を噴射する機械式のキャブレターから
電子制御のインジェクションに変わっていく中で、
就職氷河期時代に就職できなかった女の子『馬場郁子』が
全く人気の無いオートバイ『スズキ GN250E』との出会い、
そこからだんだんライダーとして成長する物語に成っています。

中でも何もバイクを知らない主人公『馬場郁子』が
キャブレターのバイクのエンジンを掛ける時に
チョーク(空気の量を細くしてガソリンの量を濃くする弁)を引かないと掛かり難い事や、
ガス欠かな?と思ってもガソリンタンクにはまだ燃料が残っている・・・
壊れているの?思い怒ってGN250Eを叩いてしまう『馬場郁子』
そこへバイクに詳しい職場の同僚『武里久子』が燃料リザーブコック(一定の量のガソリンが無くなるとコックを切り替えないとガソリンが流れないアナログ式の燃料警告)をONにすると再びエンジンが掛かる。
GN250Eを叩いた事に反省する『馬場郁子』など
今のバイクしか知らないライダーからしてみれば驚きの機能だと思います。
でも昔から乗っているライダーからすれば『そんな機能有ったよなぁ~』って思える懐かしいさがまた良い。
特に単行本特典で書き下ろしエピソード0はまさにそんな感じで、
言ってみれば一つの時代が終わる夕暮れ時の切ない気持ちにさせてくれます。
昔の乗っていた人もそしてこれから乗る人も楽しめるストーリーになっています。
電子無料版も有りますから、まずはこちらから見ても良いので気に成る方はこちらをどうぞ!!
【連載】馬場郁子がこよなくバイクを愛す理由(第一話:ガール・ミーツ・バイクなワケ)作:鈴木秀吉 – webオートバイ (autoby.jp)
因みにこの作者はスズキ車が大好きなのでスズキ車しか登場しないです、今後はホンダ車やカワサキ車、ヤマハ車も出てくるのを期待します。
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